発表:基礎研究部門・研究室

発表論文

  • Injury induces a change in the functional characteristics of cells recovered from equine tendon.
    J Equine Sci, 22:57-60, 2011
    Kihara M, Kasashima Y, Arai K and Miyamoto Y
    コラーゲンゲル収縮能の増大やコラーゲンへの接着能低下、細胞移動能低下という損傷治癒に関連する特性変化が屈腱炎により誘導されていることを明らかにした。

学会発表

  • マウス胚性腫瘍細胞株P19細胞株のレチノイン酸依存性神経分化過程におけるクラスIVa β-チューブリン発現の制御
    第84回日本生化学会大会、京都、平成23年9月22日
    丸山裕佳、木下恵見、新井克彦
    マウス多能性胚性腫瘍細胞株P19のレチノイン酸依存性神経分化過程において、神経特異的な微小管構成タンパク質であるクラスIVaβ-チューブリンのmRNAレベルが上昇することが確認されたため、この発現制御メカニズムを解析したところ、がん抑制タンパク質p53の関与が見出された。
  • 筋分化過程におけるXII型コラーゲン遺伝子発現のがん抑制蛋白質p53による制御
    第84回日本生化学会大会、京都、平成23年9月23日
    有地亮一郎、桑野睦敏、新井克彦
    筋細胞の分化過程におけるXII型コラーゲン発現制御にはp53ファミリーが関与するメカニズムが存在し、筋間結合組織の性状に寄与している可能性を見いだした。
  • 軽種馬の蟻洞病変から分離された角質分解性細菌の菌種同定とその薬剤感受性
    平成23年度日本獣医師会獣医学術学会年次大会,札幌、平成24年2月3日
    桑野睦敏、丹羽秀和、新井克彦、諫山太郎、大熊綾美
    種々の環境細菌が角質分解細菌として検出され、これより蟻洞の発症および増悪因子として角質を分解可能な環境細菌の関与がわかった。
  • 細胞外マトリックス代謝と線維化「組織の適応と修復(2):線維化の病理」
    日本獣医病理学会スライドセミナー、第153回日本獣医学会学術集会、2012年3月29日
    新井克彦
    細胞外マトリックス代謝の新知見について講演した。